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雷山「雷神社」「雷山千如寺大悲王院」


糸島市の南端、雷山の中腹に、「雷(いかづち)神社」があります。


入口には、樹齢900年といわれる大銀杏、観音杉、楓といった木々がそびえたち、県の天然記念物に指定されています。



この神社は雷山の中宮で、火雷神、彦火火出見尊、香椎大神、住吉大神、応神天皇を祀っています。 ここには孝安天皇の時代から異国の襲来があり、当山の雷神が敵国を降伏させたと伝えられています。


雷神社から少し下ると、下宮である「雷山千如寺悲王院(らいざんせんにょじだいひおういん)」があります。 雨の平日にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。 受付を済ませ進んでいくと、まず目を引くのが、真っ赤に色づいた美しい楓の大木です。 樹齢約400年といわれ、県の天然記念物に指定されています。 落葉するにつれ現れる赤い絨毯も美しく有名です。


11月上旬に撮影。葉も地面もさらに真っ赤に染まっていく。

靴を脱いで千如寺の中に入り、室町時代に造られた美しい庭園や、展示されている怖しい地獄絵図などを見ながら本堂に進みます。



本堂に続く、趣のある木造の階段。冬は靴下が必須です。

本堂では、観音像の目の前で、住職さんの説明と読経を受けることができます。 ご本尊の「十一面千手眼観世音菩薩」は、鎌倉時代に造られ、像高約4.6m。11のお顔と、42本の腕、背後には、目を持った千の手のひらが彫られ、人々を見守り救ってくださいます。 両側に立つ不動明王と薬師如来像、太鼓を叩く力強い読経も相まって、空間の持つエネルギーと波紋のような振動に不思議な感覚をおぼえました。 観音様がいらっしゃる場所からぐるりと回り込んだ通路には、個性豊かな仏像が並んでおり、間近でじっくり見ることができます。

本堂から開山堂に向かう途中、五百羅漢というお釈迦様の500番弟子までを彫った、文字通り500体の石像が並んでこちらを見ています。


開山堂には、この千如寺を建立した清賀上人の座像が安置されています。華やかな内観で、ご利益のある仏具に触ることができます。

雷山千如寺悲王院には他にも、歴史ある建造物や、外側を回るルートなど、見どころはまだまだあります。 雷山のこの一帯には、かつて300以上の神社仏閣が建っていたといわれ、その神聖な雰囲気や、糸島の歴史を体感できる場所です。 ゆっくりと時間をかけて散策してみてはいかがでしょうか。


雷神社

所在地  :糸島市雷山148


雷山千如寺悲王院

所在地  :糸島市雷山626

電話   :092-323-3547

HP   :https://sennyoji.or.jp/

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